YellowCat たろうに聞いた!!

君の胸で香箱座りをしていたあの頃、僕はただ咽を鳴らしていただけではなかった。この世界の意味を、ずっと考えていた。アスファルトの焼ける匂い、彼岸花が咲いた用水路、速度超過した黒いクラウン、僕の毛が付いたブレザー。君が知っていたものも、知らなかったものも、ずっと見てきた。そして、考えてきた。君が生きるこの世界の意味を。その答えを、ここに、示したいと思う。

2019-01-16から1日間の記事一覧

人生の落ち目に瀕して

私が患った病について、君に話しておきたい。「うつ状態、適応障害」。これは、それぞれ異なる医者が私の症状につけた名称であって、当の私にとってはどちらも大きな違いはない。昨日までの君はうつで、今日から君は適応障害だと告げられても、私に巣食う脳…